創業資金の借り入れ先なら、断然日本政策金融公庫が良いです。
なぜなら、保証協会や民間の金融機関に比べて創業時の融資に関する
ノウハウを一番持っているから。
というのが一番の理由です。
保証協会の職員さんも「創業なら日本政策金融公庫さん」
なんて言うくらいですから。
そして、融資制度が保証協会付の融資に比べてわかりやすい。
保証協会は各都道府県、市町村ごとに制度が違うのでわかりにくい。
それに加えて、国が創業を積極的に後押ししているので、政府系金融機関である
日本政策金融公庫は国の方針に従うので。
実際、創業者向けの融資制度である「新創業融資制度」は
2014年に限度額が1500万円から3000万円まで拡充されました。
その他の制度でも女性で少額の借り入れの場合のための制度が
新設されたりもしています。
変わって、民間の金融機関のプロパーどうかと言えば、ハードルが高いと思っていただて欲しいです。
なぜなら基本、民間の金融機関は決算書2期から3期分の提出をもとめます。
創業者はこれから創業するので、そもそも決算書がありません。
なので審査対象にならないことになります。
かといって絶対無理なのかといえば、そうではなくプロパーで融資してくれる
所もありますが、民間の金融機関に申し込む場合は基本的には保証協会の保証がつかないと
借り入れは難しいです。
以上から、創業時の借り入れは創業ノウハウと実績共にナンバー1の日本政策金融公庫
をまず検討することになります。