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事業計画書

柏市 創業融資の事業計画書、書く時のポイントとは? 

創業融資には事業計画書が必要です。
この事業計画書、どのように書けば良いのでしょうか?
今回は日本政策金融公庫の事業計画書のポイントを書いてみました。
少しでもお役に立つ内容であれば幸いです。

この記事では以下の内容に触れています。
・創業融資の事業計画書に書くべきこと
・創業融資の事業計画書、【文章】のポイント
・創業融資の事業計画書、【数字】のポイント
・必要に応じて資料を作成

創業融資の事業計画書に書くべきこと

創業融資の事業計画書は「文章」で書く部分と「数字」で書く部分があります。
この文章と数字の2種類を提出する必要があります。

文章では事業内容や創業動機、自分の経歴など【創業計画書】として書いていきます。

数字の部分では開業後の売上の見込みや損益の予測、資金繰りの予測をそれぞれ計画していく必要があります。

このように、文章で表現する部分と数字で表現する部分の両方を合わせることでひとつの事業計画書が完成します。

創業融資の事業計画書、【文章】のポイント

それでは、事業計画書の文章はどのようなことを書くのでしょうか。
必ず書くべきことをまとめてみました。

【創業動機】

なぜ創業しようと思ったのか、なぜこのタイミングなのか、開業して何を成し遂げたいのかなど、事業に対する想いを書きます。
とくに具体的なエピソードを簡単なストーリーにできるとよいです。

たとえば、
・○○という印象的な経験をしたのがきっかけで、その日から開業を志して準備してきた。
・小さい頃から○○が好きで、自分で○○の事業をするため××社に入社して10年間準備してきた。

というようにポジティブな動機を具体的に書けるとわかりやすいですね。
そのうえで、自分のお客様にはこうなって欲しいとか、こういう会社にしていきたい、というものを書けるとよいです。

【経歴】

最終学歴や就職先などを書いていきます。
ここでは、勤め先での実績や経験したこと、その経験が開業後にどう活かせるのかをアピールすることが大切です。

例を挙げると、
20××年3月 ○○大学経営学部卒業
20××年4月 株式会社△△入社
□□機の営業職として勤務。入社3年目には年間で○○○○万円の新規契約を獲得。実績が認められその年の社長賞を受賞。
その後、課長職に昇進し後進の育成も経験する。

というように、単に所属した会社名などを書くのではなく実績や経験したことを書いていくと「こういう能力がある人なんだ」と審査する側がわかりやすくなります。

【セールスポイント】

自分の事業の強みを書いていきます。
商品やサービスの良いところ。同業他社とは違うところ。
自社の商品やサービスを使うとお客様にどのような効果があるのか。などアピールできることを書いていきます。

ほかに、商品やサービス面以外の強みも考えられます。
たとえば、
・勤務時代の顧客をそのまま引き継げるので創業当初からある程度の売上げが見込める。
・会社員時代はネット集客部門を担当していたので、その集客スキルが開業後も役立つ。

といったように販促の部分がセールスポイントになることもあります。
自分の事業の棚卸をして探してみると、協力先や経費面など意外なところでセールスポイントが見つかるかもしれませんね。

【取引き先】

仕入れ業者や販売先を実名で記入していきます。
特に販売先が決まっているようであれば、顧客リストなどの一覧を添付資料として提出していくと良いです。

【商品・サービス】

自社の商品やサービスの内容を詳しく説明します。

創業融資の事業計画書、【数字】のポイント

つぎに数字の計画書のポイントをまとめました。
以下は当事務所が必ず作成している計画書です。

【売上げの計画】

開業後にどのくらいの売上げを見込んでいるのか、一月単位で計画を立てます。
Excelで3年先までの見込みを作ります。
この時に注意したいのが、売上計画は自分が考えているよりも控えめに計画を立てるようにしたいです。

【損益の計画書】

売上げの計画を立てたら、今度は費用がいくらかかるのかも計算し、
最終的に利益がいくらでるのか試算します。もちろん1月単位で3年分です。
売上原価はいくらなのか、粗利はどのくらいか、粗利から販管費を差し引いた営業利益の金額は?
というように計算をしていきます。
試算した結果、あまりにも長い間営業利益が赤字だった場合、事業として成り立っていないので見直す必要があります。

損益計画書の例

仕入がない整骨院(個人事業主)の損益計画書の例を挙げると以下の通りです。
(スペースの都合で開業当初の3ヶ月のみ記載)

(単位/万円)

4月 5月 6月
売上げ 29 31 40
売上原価 0 0 0
売上総利益 29 31 40
販売管理費 家賃 6 6 6
広告宣伝費 10 10 10
旅費交通費 1 1 1
通信費 3 3 3
事務用品費 3 1 1
接待交際費 2 2 2
賠償保険 15 0 0
ホームページ 40 0 0
光熱費 2 2 2
駐車場代 2 2 2
雑費 4 4 4
販管費合計 88 31 31
営業利益 -59 0 9
営業外収入
営業外費用 支払利息 0.7 0.7 0.7
経常利益 -59.7 -0.7 8.3

(注)個人事業主の場合、生活費は費用計上できない。経常利益から生活費を出すようになる。

【資金繰りの計画書】

資金繰りは現金の入金と出金のみを表すものです。
以下のようなケースがあるので作成する必要があります。
たとえば、売り上げの発生は今月だが売上金の入金は2か月後という場合です。
このように売り上げの計上と実際の入金にタイムラグが発生するので、実際の会社の資金はどのような流れなのか示す必要があります。
特にBtoBビジネスで掛け取引がある場合は注意が必要です。

資金繰り表の例

上記の整骨院の損益計画書をもとに資金繰り表を作成すると以下のようになります。
※条件
1,売上げ入金まで2ヶ月(4月の売上げは6月入金)
2,4月1日時点の手持ち資金100万円
3,融資額300万円、据置期間6ヶ月、元本返済は10月から

 

(単位/万円)

4月 5月 6月
月初繰越残高 100 311,3 279,6
売上げ入金 29
その他収入 0 0 0
経常収入合計 0 0 29
支出 家賃 6 6 6
広告宣伝費 10 10 10
旅費交通費 1 1 1
通信費 3 3 3
事務用品費 3 1 1
接待交際費 2 2 2
賠償保険 15 0 0
ホームページ 40 0 0
光熱費 2 2 2
駐車場代 2 2 2
雑費 4 4 4
支払利息 0,7 0,7 0,7
経常支出合計 88,7 31,7 31,7
経常収支(経常収入合計-経常支出合計) -88,7 -31,7 -2,7
財務収入 本件借入 300
財務支出 本件返済
財務収支合計(財務収入-財務支出) 300 0 0
合計収支 211,3 -31,7 -2,7
翌月繰越金 311,3 279,6
276,9

一番下の翌月繰越金の欄等を見ると現金がどう動いていくのかわかりやすくなります。

 

必要に応じて資料を作成

前述したものは必ず作成したいものです。
その他にも自分の状況に応じて作成するものもあります。
一例をあげると

【ビジネスモデル概要図】

事業内容が複雑な場合などにパワーポイントで、事業内容を図式化して提出します。

【人件費の検討表】

社員やアルバイトを雇う場合に一人当たりどのくらいの人件費を支払うのか試算するために使います。
アルバイトなどは時給と労働時間を決めて一月あたりの金額を出します。

【販売先との契約書】

創業融資を申し込む前にすでに顧客と契約を結んでいることもあります。
その場合は契約書を持って行くこともあります。
これは新たに自分で作成するものというよりすでにあるものですが、売上げを証明する書類なので好印象です。

さいごに

以上のように文章と数字の2種類で表現すると融資の審査をする担当者にも伝わりやすくなります。
ポイントをおさえた事業計画書を作成すると、事業の内容がわかりやすくなるため審査にもプラスに働きます。

また、審査担当者は審査をする際に資金繰り表を思い描きながら審査をしているそうです。
そのため、こちらが資金繰り表を用意していくと話が進めやすくなります。
しっかりと準備をして融資を申し込むとよいでしょう。

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