創業融資の解決事例 【自治体の制度融資で困っていたケース】

当事務所でご支援させていただいたお客様の創業融資事例です。

概要

ご本人で都内某区の創業者向け制度融資を使おうと区役所に通ったが、いっこうに進まなかったところでご相談に。市区町村の制度は時間がかかること、区の担当者が細かい人物であったため、日本政策金融公庫で融資を受けることを選択。無事に満額の融資を受けることができた。

属性

50代前半の女性経営者
法人設立から2ヵ月

ご相談時の状況

・ご相談いただく4ヵ月程前から、都内某区の創業融資制度を使おうと区役所に通われていた。
・しかし、担当の中小企業診断士と何度も面談を重ねるが、区の融資制度を使うための「斡旋書」の発行に至らなかった。
・すでに4ヵ月経過しており、いつまでたっても斡旋書が発行されそうにないこと。時間的にも早く融資を受けたいというご相談でした。

融資における問題点

・都内某区の融資制度を使うために面談を重ねていた担当者がかなり細かい性格だった。
・すでに4ヵ月程、区役所の中小企業診断士と面談に時間を費やしており、初期仕入れの支払いもあるので、なるべく早く融資を受ける必要があった。

解決方法【解決までの流れ】

現状と今後の展望をヒアリング

区役所の担当の中小企業診断士が細かくて時間がかかりそうなこと。加えて、区の制度融資は入金まで2ヵ月以上時間を要することから、入金までの時間が短い日本政策金融公庫を選択。

事業計画書を作成
日本政策金融公庫の職員に融資の申込み

弊所を担当する日本政策金融公庫の職員にどのような案件なのかを説明。
弊所からの紹介案件として申し込む。

日本政策金融公庫との面談に同席

面談当日は私も公庫の面談に同席しお客様をフォロー。
その際、自治体が行う創業セミナーを修了していることを説明。(これも審査のプラス材料※公庫担当者談)

結果

・日本政策金融公庫との面談から3営業日後に希望通りの金額で融資が決定。
・その翌週に法人の口座へ入金となった。

【作成・提出資料】

・創業計画書 事業内容やセールスポイント、取引先、今後の計画を文章で伝えるもの
・売上検討表 (3カ年分)
・損益計画書 (3カ年分)
・資金繰り表
・資金計画書

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