自己資金の理想の額は総事業費の2分の1
自己資金の理想の額は総事業費の2分の1。
3分の1はできれば貯めておきたい。
例えば、創業時に設備資金、運転資金総額で1000万円
必要なら半分の500万円は自分で貯めてきたお金で、
もう500万円は融資してもらうということです。
ただこれは理想的なパターンで、ここまで用意できる方は
少ないと思います。
日本政策金融公庫の統計を見ると創業資金総額の割合を見ると
自己資金の割合は約3割になっており
総事業費の3分の1を自己資金でしめていることがわかります。
自己資金の額で融資申請者の本気度をみることもできます。
例えば、会社員時代にコツコツ貯めてきた給料(自己資金)の額が
250万で申請額が500万の人と
自己資金の額が50万で申請額が500万の人では
やっぱり毎月コツコツ貯めてきた人が評価されます。
自己資金の額が多い方が有利なのは絶対ですが、
自己資金が少ないから絶対無理かといえばそういうことではありません。
・申請者のキャリアやスキル
・連帯保証人や担保の有無
・事業計画書の内容
・申請者の性格的なことなど人としての部分
などによって自己資金が少なくても融資を受けることができます。
逆にそこそこ自己資金があっても以上の4つの部分でなんらかの
大きな問題があると断られることもあるかもしれません。
特に創業時の融資は「人」を担当者はみます。
ある担当者の方の話で
「この人だめかもな~。と思った人は返済できなくなるケースが
多い。」ということを話していました。
なので自己資金で全て決まるわけではなく、人として、経営者として
も重要です。
まとめると、
・自己資金は総事業費の3分の1あると良い。
・自己資金は最重要だがそれだけで決まるものではない。
会社員時代に毎月コツコツ給料と経験を貯めていきましょう!
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