柏市 開業支援 日本政策金融公庫の平成29年度融資実績

先日、日本政策金融公庫の職員さんと話す用事がありました。
その時に、公庫のミニレポートをいただきました。
その内容についてお伝えいたします。

平成29年度日本政策金融公庫の融資実績

平成30年2月末時点での日本政策金融公庫(国民生活事業部)の融資実績です。

【融資先企業数】
88万企業に融資をしており、1企業あたりの平均融資残高は703万円。

【企業規模】
融資先の9割が従業員9人以下の小規模事業者で、約半数は個人企業。
内訳として、従業員4人以下が71.6%、5~9人が18%、10~19人が7.1%、20人以上が3.4%となりました。。

【担保の有無】
無担保での融資が8割を超えています。
無担保融資は85.5%、不動産等の担保付き融資は14.5%となりました。

このように、中小零細企業に対して比較的小さめの金額で積極的に融資を行っていることがわかります。

日本政策金融公庫の特徴的な融資の実績

日本政策金融公庫の特徴的な融資の実績です。

日本政策金融公庫といえば創業融資を積極的に行う金融機関です。
平成29年度の創業前と創業後1年以内の企業に対する融資実績は28,116件でした。
そのうち、女性、若者、シニアに対しては14,845件と約半数を占めました。

そして、協調融資も近年強化しています。
平成29年度の連携融資件数は29,189件、そのうち協調融資は18,572件でした。

ちなみに平成28年度の連携融資23,324件、そのうち協調融資は15,498件だったので
1年で大幅に件数を増やしていることがわかります。

日本政策金融公庫の方のお話では本部に協調融資専門の部署があるそうで
相当な力の入れようです。

※協調融資 民間の金融機関と協調して融資を行うもの
※連携融資 協調融資と民間金融機関からの紹介を受けて融資を行うもの

ソーシャルビジネスも強いです。
平成29年度のソーシャルビジネス向け融資の実績は10,819件、818億円でした。
平成28年度は9,644件、717億円だったので、こちらも大幅に増やしたことがわかります。

数年前からNPO法人などへの融資も信用保証協会が使えるようになりましたが
やはり日本政策金融公庫さんの実績は相当なものです。

平成30年度の融資制度変更

平成30年になってから融資制度の拡充もありました。

拡充した制度としては
「新規開業資金」
Uターンで地方で創業する方は使いやすくなったようです。

「企業再建資金」
特別利率を使えるかたの対象が広がりました。

「経営者保証免除特例制度」
利用できる対象者が広がりました。

新設された融資制度もあります。

「働き方改革推進支援資金」
非正規雇用の処遇改善や長時間労働の是正、事業所内に保育施設を整備しようとする会社などが対象となります。

まとめ

以上、平成29年度の日本政策金融公庫の融資実績でした。

個人的な感想として、
毎年のように創業者向け融資制度の拡充があり、今年も「新規開業資金」が拡充されていました。
また、創業者向け融資の件数、金額共に伸びています。

開業に対しては政府が積極的に取り組もうとしているところです。
その姿勢が政府系の金融機関である日本政策金融公庫の融資を通して見えてくる気がします。

 

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